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ナビの改造

通常車載のナビゲーションシステムは,走行中にテレビを見られないようになっています。今月我が家に来たシエンタについているナビも,パーキングブレーキを踏むと画面が出ますが,解除されている間は音声だけになります。DVDも見られると喜んでディスクを持ち込んだ息子は不満タラタラ。

サンバーについている後付のゴリラは,ヤフオク!で出品されていた金色のピンを指してこの制限を解除済み。ならばたぶん似たようなものが売っているのでは?と探すとすぐ見つかりました。Tポイントで買える値段なので,早速注文しました。「新品 トヨタ 走行中テレビ/DVDが見れるキット WT1-NHZT-W58G」。22木曜日に注文して,メール便配送のため26日受け取り。

純正品と同じ仕様と書かれている通り,シンプルな部品ですが,しっかりした加工品でした。

次にナビ周りのパネルをどう外すかです。他にもいくつか見せてもらったのですが,今回は「カーナビをワンセグ対応(NHDT-W58)に載せ替える」を参考にしました。大変わかりやすかったです。

ガムテープを使うと,びっくりするぐらい簡単に外せます。

ナビを固定している4本がすぐ目に入ります。

シフトレバー周りのパネルを外し,空調操作部分のビスを外します。

空調のパネルは,右側をハンドル前のパネルに抑えられていますが,ちょっとだけ浮かせば外れます。配線はつながったままで助手席に。

引き出したナビの一番下の行に,5本配線のプラグが刺さっているので外します。

そこに今回のアダプタをかませます。要するにパーキングブレーキ信号検知の端子2つを短絡させるということでしょう。

アースを固定するために六角のビスを外そうと思ったらすごいトルクで締め付けてあったのでボックスレンチを出動させました。

脱着時にビスが落ちると大変だと書いてありました。磁石を良く効かせて作業しました。

こういうDIYでは,力のかけ方が悪くて爪を折ってしまうなどの失敗が起きがちですが,問題なく終了しました。それにしてもナビの奥にはいろいろなカプラが来ています。他にも拡張できるものがいろいろ装備されているのかもしれません。

話は変わりますが,ヘッドライトが黄ばんでいると車が古い感じがしますね。アマゾンでキットを買う前に自宅にあるものを試そうと思い,廃車するインプレッサで試しました。無水エタノールをウエスにとってごしごし擦ると黄ばみが取れます。黄ばみを取った後はコーティング。いいのか悪いのかガラスコーティング。そんなわけでシエンタにも試してみました。

ですがこの方法,離れて正面から見ると黄ばみはなくなりますが,寄って透かして見ると,樹脂の劣化が残っているのが分かります。完璧な方法ではなく,簡易の手当です。

ryo:
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