ステイホームで手芸を楽しんでいる人の話をテレビで見ていて,UVレジン液っていうのが面白そうだと思いました。番組では,アクセサリ―を作る趣旨で使っていましたが,補修用接着剤として使えないかなあ?
そういえば,BONDIC(ボンディック)が発売されてブレークしましたが(僕も持っています),それが身近になったということでしょうか。(次の画像はアマゾンから借りてきました)。
UVレジン液は100円ショップでも売っているそうです。僕が見たサイトでは,硬化させるのにボタン電池型のライトを使っていました。これってよく見ると,ボンディックのライトに似ています。(次の画像は,クリックするとAmazonに飛びます)。
ですが,電池だと心もとないし,照射範囲も限られます。もっとしっかり紫外線を当てられるツールがあるんですね。ネイルドライヤー。(次の画像も,クリックするとAmazonに飛びます)。
早速実験してみました。UVレジン液には硬く仕上がるものと,柔軟性を保って仕上がるものがあるようで,2種類買ってみました。使ってみると,絵の具チューブ型よりも,写真の茶色い容器(目薬容器型?)が使いやすかったです。
接着剤というより,周りに盛ってつなげる溶接のイメージでしょうか。
180秒照射モードがあるので,2回やると6分です。しっかり固まります。ねばねばした感じはありません。しかし…,素材への密着が悪くて剥がれてしまいました。残念。盛りたい部分にやすりをかけるなどの下処理をした方がいいようです。
次に,まだ使っているガラケーの充電用コード。危ない感じがするので,UVレジン液(ソフト)でやってみました。
柔軟性を持ったまま硬化するのはわかりましたが,思ったようになりません。結局既存の曲げ緩衝材がボロボロに壊れました。紫外線の当てすぎです(笑。
そこで柔らかい部分をすべて削って,UVレジン(ハード)で周りを埋めました。プラグとしっかり密着して,コードがぐらつかなくなりました。なぜかコードの位置がオフセットになりました。
上手く使えるようになれば,ちょっとした補修に使えるのではないかと期待しています。
もう一件試しました。先日交換したステップモーター。小林さんが開いて直したことがあるというので,可能性を探ってみました。撃沈しました。
まず軸側の板はケース側からカシメていますが,開けたり閉じたりを想定していない作り。そして想像以上に小さな歯車。ルーペやピンセットが必要です。歯車の歯が一つ欠けている気がしましたが,それが原因かわかりません。一応組み戻して軸を回してみましたが,健全な感じはしません。僕には直せない気がします(泣 小林可門さんすごい。