キレイずきなお客様のお宅で
箕郷町のY様から,再びご注文をいただきました。以前に洗濯機クリーニングのご注文で伺った時に,見せていただいた浴室が新品のようで,そう思ってみればどこもかしこもお掃除が行き届いていて,私どもの出番はないと思っていました。
それでも,またお願いしたいことがあるからと言っていただきました。そして先月末にメールでお問い合わせを下さり,半日オーダーメイドでレンジフードやIH加熱器周りをお願いしたいとのご注文。
今日も当初ご主人が立ち合ってくださり,ご要望内容をお聞きしました。TOTOの90センチのレンジフード,IHの温風排気口のホコリ,浴室の乾燥換気扇などです。
レンジフードには油を感じません。強いて言えば整流板の裏側(ここに油を集める設計)にちょっと感じた程度です。ファンもピアを塗って洗ったらキレイになってしまいました。とは言えご注文ですから,外せるものは外します。
その整流板でひとつミスがありました。整流板をいったんIHガラスTOPに置いて,次のものを外していたのですが,何かが触れてIHのスイッチが入ってしまいました。IHのファン以外にかすかな音がすると思ったら,整流板の説明書きシールが剥がれかかっています。IHが整流板を加熱したのです。今後気をつけないといけません。大きな事故にならずに済んだのが不幸中の幸いでした。シールは奥様にお許しを頂いて全部剥がしました。
お掃除前からキレイなレンジフード
外したパーツ類を一つ一つ洗います。ベルマウスもファンもワンタッチで着脱できます。大きなパーツは弟が外水道で洗いました。
本体も,可能な限り手を入れます。もちろんキッチンパネルも洗います。ファンケースの内側も油を感じませんでした。
パナソニック3口のIHの右奥の排熱口は,ガラストップを外し,加熱コイルをずらしてみましたが,取り出せませんでした。せめて上からかぶさっている部分が外れればと思うのですが,そういう設計ではありません。仕方がないので刷毛やクロスを上から差し込んで出来る範囲でのお手入れに。
浴室の乾燥換気扇は,化粧板やフィルターは比較的簡単に外れたようです。その後,ファンも外れて洗える体制になりました。こちらは弟の作業です。
汚れの程度が軽いので,作業は順調です。ご希望を聞いて,弟はアラウーノのお手入れに。僕の方は気になるシンクに手を入れます。
ですがシンクは反省点が残りました。シンクが気になったのは僕で,Yさんに確認したわけではありません。シンク底面の良く使う部分,排水から左手前部分が周りと違います。そう思って手を入れ始めたのですが,触ると風合いが変わることが分かったのです。TOTOのキッチンシンクで,非常に目の細かいエンボスがあります。側面も底部分も渋い光沢感です。
こちらが当初の表情。
磨いたら,他の渋い光沢に比べると,そこだけ反射が強い状態になりました。見苦しい気がしたので,全体を磨かせてもらいました。
側面はそのままにしたので,元の風合いとの境目がこんな感じです。
ご要望を聞いてから手を入れるべきだったという点,シンク表面特殊加工の風合いが変わることをご了承いただくべきだったと思います。お客さまと私どもの見方がちょうど同じならいいのですが,違って当然です。もっと慎重であるべきでした。反省しています。
お子さんが帰ってきて,目の前で作業見学。写真を撮ろうとしたら,入ってみたくなったみたいです。記念に1枚。帰りにはお土産を持たせていただき,お見送り付きで帰ってきました。Y様,再びのご注文をありがとうございました。
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