先週にも伺ったA様邸。今日はパナソニックのお掃除エアコンを洗うことになっています。型式はCS-EX400C2-W,2010年製です。広々と使っておられるリビングを半分ぐらい占領して使わせていただきます。エアコンクリーニング,特にお掃除エアコンのお手入れでは,広い空間があると作業効率・品質とも向上すると思います。
まずは外観。先週玄関近くから見たのですが,こうして近くで見るとルーバーは一枚で通常の上下(開閉?)運動,左右風向きも電動ですがシンプルな構造だと分かり,これだけでも気持ちが楽になります。露出で化粧テープ巻きの配管ですし。
右のメイン基盤と,左のサブ基盤。プラグの数はお掃除機能付きとしては少ないです。普段はお掃除ロボットのノズルが右側にいますが,お掃除機能や換気の関係のプラグは左側のサブ基盤で中継されているんですね。
今回汚れを感じたのはフィルター部分。パナソニックはこのフィルターの上をお掃除ノズルが動いて掃除機がけをするという設計です。ごく稀に掃除機がけがうまくいっていますが,たいていはフィルターが目詰まりした感じになっていて,ときどきホコリの綿の大きな塊が散乱している,掃除機ノズルの中もホコリが詰まっているという症状です。ロボットやモーターを外してフィルターとフレームを洗います。
熱交換器の洗浄前後。洗浄中は色が変わるのですが,こうして比較するとあまり変化がありません。
ファンとドレンパン
Aさんは怖くて使っていなかったとおっしゃるのですが,私どもがいつも見ているものからすると,非常にキレイなエアコンでした。リモコンの温度設定は省エネマークの出る範囲なので,結露が少なかったのかもしれません。
2時間半ほどで試運転開始できたので,大変順調でした。外は寒いほどだったので,汗もかかずに終わり,冷房シーズンオフのエアコンクリーニングはいいですね。
Aさんは寝室のエアコンも気になっているそうです。またのご注文をお待ちしております。このたびは,2日にわたり,ご用命ありがとうございました。