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富士通のお掃除機能付きエアコン

安中市下後閑のJ様から,18日にお問い合わせをもらいました。富士通のお掃除機能付きを含めて4台をご要望です。全部の型式を書いてくださったので,お見積りもスムーズでした。

その後,設置状況の写真を送ってもらい,午前中希望などの打ち合わせを経て,今日と来月4日の日程を組みました。

家の特徴を教えてもらったのですが,すぐわかるお宅でした。でむかえてくださったJさんの後ろにはお子さん。「奥へどうぞ」みたいな身振りで歓迎してもらいました。ありがとう。

白を基調として,無垢床材の色やステンレスの色が加わり,全体に静寂の趣のある素敵なお宅です。今日は富士通お掃除機能付き,リビング設置をさせてもらうつもりで案内してもらいます。庭側から入らせてもらうことにしました。ウッドデッキもあり,パーツの天日干しもできそうです。

富士通AS-R40B-W(2011)の外観。以前はお掃除機能付きはノクリアブランドだった気がしますが,今は富士通ブランドでもお掃除機能付きがあるんですね。そうそう,フィルター自動掃除機能付きエアコンを最初に市販したのは富士通なんですねえ。僕はなぜかナショナルと思っていたのですが。2枚目は基板内。右が空いていないと大変です。2本の結束を切る必要があり,その後もう一度結束を切ります。

脱線しますが,結束バンドは,ここはこのままという場所に使うべきで,分解する時に切る場所に使うのは間違いだと思います。配線をまとめたり,美しく収めるための方法は他にいくらでもあるはずです。

いきなり裸になった熱交換器の写真に参ります。富士通は,ドレンパンを含めた下部ボディーが全部降りるので,通常分解で壁掛けオーバーホールの姿になります。この構造は現状どのメーカーよりも優れているので,僕は富士通押しです。

ですが汚れています。Jさんにお見せすると,真ん中の一番下のフィンのつぶれが気になるそうです。ここは一番弱い部分で,しかも戻りにくい場所。工場組み立て時になにかちょっと当たるとつぶれます。熱交換が目的なので,フィンの目がそろっているに越したことはないのですが,この程度で効率が落ちることはありません。それでも,できる限り形を整えています。

本体が中心の僕の方で外したもの。久しぶりにネジに注釈を入れました。この型では,下部の化粧板,正面中央の化粧板を外してから,左右の化粧板に取り掛かるのが流れです。ノクリアの外れにくい爪で組み合わせてあった時よりは楽ですが,何しろビスの数は多く,どの段階でビスを入れるかのタイミングは,記憶だけでは難しい気がします。

お掃除ユニットは以前より複雑になりました。基板まであるんですね。フィルターお掃除ができるのは霧ヶ峰のみですが,その構造はシンプルです。フィルターお掃除ができないどころか熱交換器を汚すお掃除ユニットほど複雑だと感じます。シャープ,パナソニック,ダイキン,東芝,日立,富士通…みんなダメ。

そして試運転時にもひどいと思ったファンとドレンパン。わかりにくいかもしれませんが4枚構成です。モーターが乗った部分が外れるという様子と,この構造で熱交換器に合わせるという状態が含まれます。モーターが乗った部分ですが,分解組み立て時にファンモーターは外したほうが良いです。

エアコン関係の試運転は簡単ですが,フィルターお掃除を試すと時間がかかります。予定は3時間でしたがちょっとオーバーしました。

次回の打合せをして,飲み物をもらって撤収。お気遣いありがとうございます。また金曜日に参ります。

ryo:
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