10日にお電話くださったのは,前橋市青柳町にお住いのN様。「小泉さんの紹介で」ということで,富士通のお掃除機能付きエアコンクリーニングです。型式も調べて下さり,AS-Z56D2Wとのこと。勘違いして両側に送風機のあるタイプですか?とお聞きしたら,ないそうです。そうでした、サイドブラスターはノクリアXでした。
予約をもらって本日行って参りました。私どももご近所に住んでいたことがあるので懐かしいです。カインズ青柳店なんて,いせやホームセンター時代から通っていました。
話がそれました。まずは外観。右下壁貫通で,配管を引っ張って外に出しているので右肩が外れなかったです。
フィルター自動お掃除の試運転。2枚目はすべて復元した後の試運転です。
基板内。これは右側が壁にくっついていたら大変です。
今回どうかと思ったのはプラズマ発生装置のサブ基盤。金属のふたをされた箱が,正面から触れない場所に組み込まれています。そしてこの箱から,ルーバー付け根の発生器まで配線があります。お掃除ユニットが外せないです。
結局,このサブ基盤への配線,上にあるモーターへの配線を外して,その箱を左に抜き出して何とかユニットを取り外しました。例えばメーカー修理でユニットを外さなければならないとき,どうするんでしょうね?前の樹脂板が要らないのだと僕は思います。少なくとも一体成型ではなく,外せるようにすれば違います。
何でこんなに丈夫に作ったのでしょうか。フィルターは何でこんなにひ弱に作ったんでしょうか?謎の多い富士通のフィルター自動お掃除ユニット。
そして壁に残った熱交換器も巨大で分厚いです。
ここから風が出ていたのかと,これまでの時間が怖くなるファンとドレンパン。「主人にも見せたい」とNさんもiPadで撮影されました。
お掃除前に天井側に貼りつけた不織布フィルターを剥がしたのですが,もしかしたらホコリは防いだけれども,湿気が残りやすかったのかもしれません。また3年後をめどに再クリーニングをお勧めします。
仕上げにオゾン燻蒸。うーん。富士通エアコンは洗いやすくて好きだけど,お掃除機能が付くととんでもなく面倒なエアコンになるんだな,と感じました。
帰りがけにお茶を差し入れて下さいました。N様,このたびは当店へのご用命をありがとうございました。