先週木曜日、下中居町にお住いのK様からエアコンクリーニングのお問い合わせ。「エアコンクリーニングを2台お願いしたいと思っております。(1)東芝RAS-402JDR(W)(2)パナソニックCS-J221C-W 両方とも戸建て1階に設置。内部にカビが発生しているようです。(1)は、運転すると黒いゴミが出てくる状態で、掃除をしても取りきれない状態です。平日でも休日でもなるべく早くお願いできたらと考えています。概算見積よろしくお願い申し上げます」。
型式を書いてもらえると、メーカーの取り扱い説明書にたどり着けます。お掃除機能搭載かどうかが分かりますし、場合によっては分解中の画像なども見つかって、大いに参考になります。
調べてみるとどちらも2011年製。10年以上経過していますので、クリーニング後の動作保証対象外でお請けすることになります。これは、「壊れても知らないよ」ということではなくて、不具合が起きた時に、修理できる場合は保険対応いたします。ですが部品がないので修理できない、となった場合の全交換は責任を免除してもらうということです。それ以外にもいろいろ想定されるリスクをお知らせしますが、了承をいただきました。
ご希望日の連絡と、エアコンの設置状況の写真が送られてきました。写真も大変ありがたいです。リビング設置の東芝機は、作り付けのテレビボードの上にあります。脚立に干渉する感じですね。寝室のパナソニック機は下のベッドが簡単に移動できるということで心配ありません。
本日お尋ねすると、ご主人もいらっしゃって、エアコンの場所を案内して下さいました。よろしくお願いいたします。
まずはリビング設置のRAS-402JDR(W)、東芝2011年製です。
上下風向き板(ルーバー)の上に1枚、蓋のような化粧板があります。結局左手にアームが見えていたので、それを外せば、フルカバー化粧板にはまったまま外せました。ルーバーはかなりたわませて外したのですが、化粧板を外して、右手の駆動モーターを外してからやれば無理がないと反省。それにしても、人感センサーがかなり飛び出しているので、ちょっと外しにくい化粧板でした。
黒いものが飛ぶ、と言われていた通り、左右風向きの小さな羽根の周りは黒いものが貼りついています。腰のある刷毛を併用して漂白剤で洗うことによって、元の色に戻ります。
基板部分で外す配線は、ソケットが天井を向いているので扱いやすいはずですが、化粧板に納めるためにぐいぐい押し込めてあり、外すのも戻すのも手間がかかります。写真に撮るのを忘れたのですが、メイン基板を納めた金属ボックスの下部に、リモコン受信部やLED表示のアセンブリがあります。それは2本のビスでドレンパン側面に固定されているのですが、これがベースになって基板ボックスを固定する順番になっています。これは変でしょう、東芝さん。
お掃除ロボも、ただでは外せません。
熱交換器とボディは4本のビスで固定されています。配管抑えは比較的大きくて、僕の場合は、隠蔽配管だったから外せたという感じです。
ボディが外れれば、熱交換器が重なっている部分を含めて、どこまでも洗えます。
だいたいここまで2時間40分。寝室のパナソニックに取り掛かります。なんとシンプルな…と感じる汎用型。それでも左右風向き駆動、ナノイー発生装置も搭載です。ですが撮ってあったのはわずか4枚。
だいたい予想どおり、12時40分ごろお引き渡しとなりました。その後ご相談があり、浴室やレンジフードのクリーニングをさせてもらうことになりました。当店は「ハウスクリーニング」からのご注文もありますし、「エアコンクリーニングからのハウスクリーニング」も承っています。ありがたいです。
それにしても、自分で言うのもなんですが、ただいまキャンペーン中で,エアコンクリーニングをとってもお得に提供しています。お掃除エアコン5,000円引き、普通機(汎用機)複数台値引きが4,000円。今回、2台で9,000円のお値引きとなりました。ばらばらに分解してエコ洗剤で洗うエアコンクリーニング。4月までがお得です!
K様、このたびは当店へのご用命をありがとうございました。