2014年6月に伺った記録のあるT様から、エアコンクリーニングのご注文。型式を書いて下さいました。MSZ-ZW7120S、三菱電機2020年製です。2014年に伺った時は2010年製、5.6キロのエアコンでした。新型しかもパワーアップしたんですね。
猫ちゃんやワンちゃんに2階に退避してもらって作業開始。リビング設置、左側が壁に近いです。それでも左下の角が外れたので問題ありません。
「まだ2年しか経っていないのに、昨日ふと見たらものすごく汚なくて、慌ててご連絡いたしました」とメールにあったのですが、見た感じはそれほどではありません。と思ったら、Tさんががんばってお掃除した後だったんですね。
正面基盤でプラグは扱いやすいです。右側にある表示とリモコン受信部のアセンブリを外すと基板内配線の全体が見えます。
お掃除のユニットは、サラサラのホコリを想定しているのでしょう。動物と共生だったり、キッチンの油分が混ざったりすると、設計通りにホコリを落せないようです。ただこの型は、フレームにお掃除ロボがカセット状に差し込んである感じで、思ったほど分解組み立ては難しくなかったです。
ドレンパン左右に取り付けられている風向き板駆動のモーターたち。これも左右それぞれアセンブリになっており、矢印の箇所にあるビスを外すとドレンパンから独立します。
電装部分が外れれば高圧洗浄です。洗浄廃水は結構ドロドロでした。
試運転でエラー発生。室外機ファンが回りません。分解を始めて最初の方で、外す必要のない電源関係のプラグを触ったのですが、ちょっと差し込みが甘かったようです。しっかり差したら直りました。
それ以外は順調で2時間半。これでまた安心して使ってもらえます。9年ぶりになるんですね、T様、再び声を掛けてくださってありがとうございます。