先日リビングのエアコンクリーニングに伺ったS様邸、今日は寝室のシンプルなエアコンです。壁が塗装仕上げなのがいくらか心配ですが、分解については気持ちが楽です。
ですが、Sさんから、「先日洗っってもらったなんですが、エラーが出ているので後で見てもらえますか?」。ガーン! 見せていただくと、H50 「排気(換気)ファンモーター異常」です。電源プラグを抜いてリセットをかけても直らなかったそうです。
まずは今日の1台を洗います。CS-J289C-W、パナソニック2019年製。
お掃除機能は要らないのかなと思うのが、フィルターのこの感じです。フィルターにホコリの厚い膜ができていますが、その中の熱交換器はきれいです。
それほど使われていないのか、内部もあまり汚れていません。
かすかに汚れ始めたファンと、ドレンパンのカビ。
試運転で正常動作を確認したら、リビング機を見せていただきます。
ナノイーボタンを押して羽根を開くと、アクティブクリーンフィルタ―がひしゃげています。向かって右の歯車が動いていません。プラグ類を確認しましたが、すべて刺さっています。
いろいろ確認しているうちに、排気ファンのプラグと、アクティブクリーンフィルタ―右のプラグが交差差し違えだとわかりました。アクティブ・・・の方は白い配線で白プラグ、排気ファンはカラー配線で白プラグ。受けるソケットは、場所が離れていますが白で形状は同じです。これを正常に戻すと、アクティブクリーンフィルタ―がきちんと送られるようになりました。
しかし!排気ファンが回るようになったのですが、間欠回転です。低回転で少し回っては止まりを繰り返します。その後高回転になって、これはいいなと思うのですが、やはりすぐ止まります。何回か高回転と停止を繰り返し、タイマーランプ点滅になります。
これは排気ファンの交換、もしかしたら制御基板の交換が必要です。メーカー修理を発注しました。Sさんにはご面倒をおかけしますが、サービスが来ますので対応をお願いいたします。
後日談ですが、12/6に修理完了の連絡が入りました。やはりプラグの差し違えが故障の原因で、制御基板の交換、そしてお掃除ロボットをそっくり交換したそうです。サービス担当者にも、2つのプラグの差し違えは故障の原因になるからという注意喚起があり、写真付きのマニュアルがあるとのこと。
プラグとソケットの形状が同じ場合、色を変えてほしいです。(写真で前後比較の確認をしなかった僕のミスなのですが)。
S様、たいへんご迷惑をおかけしました。