今日は先日I様のお部屋から取り外してきたエアコン(CS-281CFR-W,パナソニック2012年製)を洗いました。
化学物質過敏症の方にとって,どんな洗浄方法が良いか考えていました。ちょうど室内機が窓の上に設置されているので,窓を開けて,室内側にマスカでカーテンを垂らすようなかたちで洗い,洗浄後暖房してしっかり乾かすまでカーテンをしたままにする…。
実際に見てみると,2階の部屋の北側に設置されている関係で,右下貫通,テープ巻きの配管です。室外機は窓のすぐ近くにあり,瓦屋根の上に設置した架台に載っています。ポンプダウン,配管の脱着,真空引きが比較的簡単にできそうです。そうか,室内機を外して持って帰り,洗ってから長い時間ベイクアウトの期間をとれば良いのでは?
取り付け工事の時にそんな考えをIさんに話すと,それがいいと即決されました。これはいい経験になります。そんなわけで,外してきた室内機が今月初めから我が家にあったのですが,なかなか洗えなくて今日になってしまいました。(Iさんからは,時間がかかっても,化学物質が揮発済みの状態で納めてほしい,ということで預かっています)。
せっかく時間があるので,洗浄にも時間をかけてみました。洗剤を吹き付けるのではなく,浸しましょう。つまり,温水ピア希釈液のお風呂に入れてあげます。せっかくなので,ナノバブル温水を使って希釈します。お風呂に入れたのは熱交換器,クロスフローファン,ドレンパンです。他のものは別途漂白除菌洗浄します。
少なくとも30分ぐらいはお風呂に入れてあげたかったので,その間に,懸案になっていた自宅洗濯機(AW-70DE,東芝2007年製)を洗うことにしました(笑。4年5か月前に洗って以来です。パルセーターの表裏だけでも汚いです。今はこんな入り組んだ細工はありません。
脱水槽も外側が汚いのは当たり前で,内側だってパーツの中はどろどろです。
洗濯槽もお手入れします。
復元後の試運転で,ガラガラ音がします(汗。モーターの回転が直接感じられるので,回転部分かベルトが何かに当たっていると推測します。排水ホースがうねって当たっていました。簡単に解決。最小水量で最短のコースで試運転。脱水が終わったあとの清潔感がたまりません。妻は漂白剤のニオイに耐えられない,と出かけてしまいましたが(爆。
洗濯機を洗い終わり,浴室が空いたところで,エアコン化粧板やフィルター,壁側のボディー等を漂白洗浄。
こうして熱交換器たちは3時間以上お風呂に浸かっていました。引き出してすすぎの高圧洗浄。熱交換器はひっくり返してどんな角度からも洗えます。
まずは室外にて乾燥中。
明日以降「工房」にて組み立て,その後軒下で長期ベイクアウトさせます。