F様の歯科クリニックの床清掃には、4か月間隔で入らせてもらっています。過去3回は+エアコンクリーニングの注文もいただいています。私どもはエアコンクリーニングも得意としておりますので、合わせてのご注文、大歓迎です。
今回はプライベートの院長室と、パブリックのカウンセリングルームのエアコンを洗うことになりました。
奥に当たる院長室から始めます。こちらには、AS-V22W-W、富士通2011年製が取り付けられています。グリルオープン動作、イオン発生装置が付いているものの、シンプルなエアコンです。
金属製のふたを外すと、制御基板内はこんな感じです。
富士通は、熱交換器から下部ボディーが分離する設計です。これは洗い終わって組付ける前に撮った写真ですが、こういう状態で外れます。この設計は、エアコンクリーニングにとって有利なので、僕は推しています。
思ったほど汚れていませんでした。それでも、送風カーブを触ると、指が黒くなります。
外に持ち出して、漂白除菌洗浄。たっぷり水ですすぎます。
組立復元後、試運転。今日は寒いので、暖房試運転が気持ちいいです。
だいたい1時間半で2台目に取り掛かります。壁掛け照明、証書額、ディスプレーなどを移動して養生。こちらはC28NTV-W、ダイキン2014年製。待合室天井埋め1方向とのマルチ構成です。
次の年からはストリーマ発生装置が手のひらサイズのカセットになったのですが、この型は熱交換器をふさぐような大きめのフレームに内蔵されています。汚れは感じませんでしたが、内部の小さな基盤を取り外して、フレーム全体を漂白除菌洗浄します。
ダイキンも下部ボディが降りますが、熱交換器の支えが失われるので、その手当てが必要です。当店では、原始的な方法ですが、洗浄カバーをかけるL字金具に鎖をかける形で吊っています。
下部ボディはこんな感じで降りてきます。
洗える状態にして、漂白除菌洗浄。壁にかけたままだと洗いにくい場所も、刷毛でなでてあげることさえできます。
洗い終わったら、組み直して、これを熱交換器にドッキングさせます。
戻りました。ドレンホースを接続、ビス止めしてドレンパンに水を流して水漏れチェック。
2台目の試運転を始めてちょうどお昼になりました。
午後は床の洗浄、ワックスがけです。ナノテックシステムの洗浄方法を取り入れて、膜厚コントロールを続けています。まだ洗わなくてもいいかなと思える美観でしたが、ナノテックCR50倍とマルチパッドで擦り洗い。意外に光沢が落ちました。
かすれるかと思うほどフィニッシュの量を減らして2回塗りです。
まだまだ壁際が課題です。F様、毎度ありがとうございます。