お世話になっているS様宅のエアコンなんですが、昨年9月に見た時、水が垂れていて、効きも良くない印象でした。まだ冷房が必要な感じだったので、「余分にいただきますがエアコンクリーニングしませんか?」と打診したのですが、ご本人がそれほど気にしていらっしゃらなくて、そのままになっていました。
これから気温が上がり始めると、注文が増えて、やりくりが難しくなります。今日は午後が空いていたので、こちらの「推し」で洗いました。
CS-229TB-W、パナソニック2009年製。設置して以来初めて洗うのではないかと思います。Sさんは不在だったのですが、エアコンは動いています。冷房25度設定、風量・風向き自動になっています。室内機のファンが回っていて、冷風が出ている気がしますが、室外機ファンは回っていません。リモコンで暖房に切り替えると、30度の設定になっています。温かいのがお好みなんですね。室外機が元気に回り始め、温風が出ます。
本体の機能としては正常と判断。ただ、リビング、続き間の和室、独立しているキッチンを合わせると14畳分ぐらいありそうなので、2.2キロというエアコンはもともと能力が不足している可能性があります。まあ、こちらで変更できないことを悩んでも仕方がないので、とにかく洗いましょう。
グリルを開けたときはそれほどと思わなかったのですが、フィルターの天井側は吸入に支障がありそうです。パーツを外す段階で、床にポロポロ黒い粒が落ちます。
外したファンとドレンパンも一緒に記念撮影。
熱交換器と壁側ボディ。目詰まりしているかと思ったのですが、そこまでいっていません。前処理でカビを浮かし、高圧洗浄に時間をかけて汚れを洗い流します。
茶色くなっていた化粧板や、カビの生えたファンは漂白除菌洗浄。本来を取り戻します。弟がお風呂でパーツを洗ったのですが、せっかくなのでお風呂の換気扇も。浴室のむっとした感じがなくなるのが分かります。
なんか今日はピンボケの写真ばっかりだな。
試運転、動作確認。本当は暖房タイマー設定で帰りたかったのですが、25度冷房が設定されていたことを考え、その状態で帰ってきました。今年は水漏れもなくなり、「お、効きがいいぞ」と感じてもらえると良いのですが。