本日洗ったのは吉井町にお住いのO様邸のエアコンです。RAS-4010RX2,日立2003年製です。吹き出しから水が飛ぶことに気づいて気になり,クリーニングしたら直るのでは,とエアコンクリーニングを思いたったそうです。
久しぶりに見ました。上下左右風向き板がユニットになっていて,手前に引き出せるタイプ。ドレンパンとは独立したユニットです。
このころの日立はファンモーターが取り出しにくいです。何とか取り出して高圧洗浄。
ファンとドレンパン。見た目はそれほどではないのですが,汚れやカビが固着しているようです。
Oさんは,こんなにバラバラにすると思っていなかった,掃除屋さんというより電気屋さんですね。洗いあがった様子を見て,全然違いますね!と喜ばれました。
さてこのエアコンがどこに取り付けられているかというと,リビングの吹き抜け,天井付近。床からエアコン下部まで4.9メートル。
先月26日にO様から電話でのお問い合わせがありました。吹き抜け空間の天井に近い部分にエアコンが付いているけれど,そういうエアコンをクリーニングできますか?
以前はしごを使って吹き抜け空間のエアコンを洗ったことがあります。どちらにしても下見した方がいいですね。
空いている時間を見て下見させてもらいました。下から見て,はしごは無理そうだと思いました。Oさんが2階に案内して下さり,フィルターのお手入れで使っているという丈夫な角材2本を手前の手すりからエアコン下の窓枠に掛けてくれました。差し渡し2メートルはあるので,手すり部分から歩いていくのは恐怖ですが,隣の部屋からエアコン下に出られます。実際角材に乗ってみて,エアコンの型式などを確認できました。
Oさんはいろいろ手作りされる方なのが分かります。そしてもしやってもらえるのなら,垂木をもう1本増やしてコンパネを貼っておきます,手摺部分にも角材を取り付けて垂木が動かないように工夫しましょう,と言って下さいました。
今日伺うと,足場が完成していて,転落や落下の心配は全くありません。むしろ脚立も使わずにエアコンを触れる有利な状態です。というわけで,無事にクリーニング完了しました。水が飛ばなくなるといいのですが。冷えたお茶を頂戴して撤収。O様,この度は当店へのご用命をありがとうございました。