箕郷町にお住いのM様から、エアコンクリーニングのご注文がありました。ちょうど3年前、2019年9月に呼んでもらっています。珪藻土壁面に設置のパナソニック汎用機2台、その後床下設置のパナソニックお掃除機能付きをお手入れさせてもらいました。
今回は、リビング設置のCS-405CF2-W、1台です。こちらでおススメした通り、3年経ったのでご注文下さいました。
普段はエアコンの下に置いてある机などかなりのものが移動済みで、すぐ作業に取り掛かれます。ご協力ありがとうございます。僕の方は、壁を濡らさないことに集中していたらしく、写真は4枚しかありませんでした(照。
Mさんのお宅は、無垢床材、珪藻土壁面で自然のぬくもりを感じる雰囲気があります。エアコン設置については、たぶん建築会社の方でこだわりがあるのだと思いますが、右下壁貫通、外壁側はスリムダクトで化粧してあります。
こういった注文建築の場合、壁の中に配管を仕込んであること(隠蔽配管)が多いのですが、たぶんわざわざ露出なのだろうと思います。エアコンは寿命の関係で交換する時が来ます。その時のことを考えると、壁の中に配管を隠してしまうのは不便なのでしょうね。また、結露水を排出する経路に不具合があれば、屋内の水漏れとなり、建物を傷めてしまうリスクがあります。
屋外は露出配管が良いとしても、室内機左下から外に貫通させてもらえないかな、と思います。
エアコンを交換するまでに何度かエアコンクリーニングをするとすれば、壁に水の跡をつけたくないですよね。
左下から壁貫通にすると、室内機の幅の分、配管が横引きになります。その遊びを使って、室内機を据え付け板から簡単に浮かせることができます。室内機の裏が触れるくらい浮かせられるので、養生のビニールをしっかり貼れるんです!
エアコンを交換する場合も、配管継ぎ手が室内機の中央部にあるので、室内機の工事を室内で完結できます。特に2階の場合、この差は大きいと思います。
フルカバー化粧板(ダイキン、東芝、富士通)の場合は、室内機下部で配管を扱いやすいのですが、最近はフルカバーでないエアコン(パナソニックと三菱電機)でも、化粧板の下部が外れる作りが多くなりました。室内機内部で配管を扱う工事への配慮ではないでしょうか。
ということで住宅設備の設計や施工に関わる方にお願いします。エアコン室内機の配管は左下でお願いいたします。
長い脱線でした。M様邸エアコンクリーニング完了しました。約1時間半。飲み物を頂戴して撤収。M様、再度のご注文をありがとうございました。