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剥離しかないのか?

2012年からお世話になっている歯科クリニックの床の話です。材質は淡い色のリノリウムで,エンボス加工です。

初回全面剥離,その後膜厚コントロールを目指してハイブリットクリーナーやパッドを試してきました。

ですが,床材下地に添って黒い筋ができたり,技工室の出口には歩行線が出たりしてきました。ハイブリットクリーナーで表面を溶かしても除去できないので,剥離するしかありません。

ユニットの周りはこれまでの4回で部分剥離洗浄によるリセットを経ています。そして分かったのが,何枚かの塗り重ねで床の質感が変わってしまうこと,そしてワックスの黄変です。

周期的に剥離洗浄するしかないと考えるようになりました。

今回は中央の通路と技工室を剥離洗浄しました。本当は手前側の事務カウンター内や院長室も含めたかったのですが,手に負えなくなるかもしれないという弟の意見があって,途中の継ぎ目までにしました。限定して正解でした。

中央通路の現状と,剥離洗浄+ワックス乾燥後。

写真では分かりにくいのですが,左側の技工室から,すぐ隣のスタッフルームにかけて,U字状に歩行ラインが感じられます。今回の剥離洗浄で改善を期待した主な場所です。

剥離洗浄した場所は,床材の質感と元の色合いをを取り戻します。次回はこの部分も落としましょう。

F様,いつも立ちあってくださり,ありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。

ryo:
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