S様には,3か月ごとにクリニック床の洗浄とワックスがけをさせてもらっています。新しい医療機器が入ったそうで,その診察室は部分的にお手入れすれば良いということでした。キャスターはついているものの,電源や信号ケーブルがつながっていることもあるので,動かしたくないそうです。ギリギリまでやってくれというのではなく,患者さんの入る部分だけで良いと言ってもらえて,気持ちが楽になります。
全く別の話ですが,以前眼科の先生から聞いた話を思い出します。「クリーニング業者が医療機器を倒してしまったことがある,比較的小さな機械でも100万円以上する機械,まあいいよって言ったんだけどね」。当店も床掃除のたびに動かしていたのですが,今はおやめになったのでそのスリルはなくなりました。高額の機材や家財がある場合は,無理して奥までやろうとしたり,急いで作業したりするのは禁物です。
ここでも樹脂ワックスの膜を厚くしないように心がけています。今回はハイブリット100倍+SPPファインの組み合わせでした。Pタイル自体に達する髪の毛のように細い傷の着色や,以前のパウダリングの痕跡も見受けられ,剥離洗浄が必要な診察室もあります。
しっかりワックスの膜ができていて,SPPファインで磨いた後2枚塗りました。エアコンで暖房して自然にレベリング,乾燥するのを待つと2回目に表情が変わる気がします。洗浄後とワックス2回乾燥後の写真です。
ワックスを乾かしている間に,気になったエアコンフィルターを洗います。壁掛け型は定期的にお手入れされているのですが,さすがに天井埋めのフィルターはハードルが高いと思います。油分を吸っていないので外に出して散水用シャワーノズルを使うと気持ちよく洗えます。
Sさんに戸締りに来てもらい,次回と,ご自宅のお掃除の予約ももらいました。S様,いつもありがとうございます。