先日サンヨー製3台のエアコンクリーニングをさせてもらったK様のお宅で,残り2台をクリーニングさせてもらいました。
クリーニング以外にも課題があります。先回洗った3台の化粧板がきちんと収まっていない。(吹き出し口上にパネル同士の隙間が見受けられる)。1台は右側の壁との間隔が30ミリから15ミリに減ったため,指が入らなくなった。先回破損させてしまった化粧板の交換。
事前にイメージトレーニングします。まずはナショナルの普通機を仕上げて弾みをつける。次にクリーニング前のサンヨーの化粧板を脱着して収まりを確認する。その後3台の化粧板をきちんと収める。最後に破損した化粧板を交換する。
ナショナル普通機はやりやすいです。型式はCS-227VB-W,2007年製と思われます。予定通り1時間半で終了。熱交換器とパーツの洗浄前後4枚。
次にサンヨー製高級機。SAP-EX45T2,2006年製。正面グリルがきれいに塗装されていてインテリア性があります。
化粧板の吹き出し口の上,内側左右に爪が出ています。本体側にはフックがあります。爪をフックに掛けると,隙間なく収まることが分かりました。先回は化粧板上下の収まりばかり気になっていましたが,真ん中が手前に膨らんでいるわけですから,入りにくかったわけです。
その点の整理がついたので,3台を調整すると正常に収まりました。
今回のサンヨー機のクリーニング。熱交換器は洗浄後をとり忘れました。
そして破損した化粧板の新旧交代。最初メールでパナソニック本部に部品の検索と配送を頼んだら,「技術のない方には販売できません,修理を依頼してください」と言われてしまいました。(思いあがっているわけではないのですが,ナショナルや富士通から,メーカーに依頼が来たエアコンクリーニングを代行してほしいという打診を受けたこともあるんです)。仕方がないので,これまで何度か取引のある地域のお店に頼んだらすぐに展開図を送ってくれて注文できました。在庫があってよかったです。
今日はKさんのお母様がお付き合いくださいました。最後に熱いお茶を入れてくださり,一息つくことができました。
今回の調整・修理のため,もう一度備品の移動が必要でしたね。大変お手数をおかけして恐縮です。K様,このたびは当店へのご用命をありがとうございました。