今日は伊勢崎市まで行って、M様のお店のエアコンクリーニングです。朝8時着を目指したのですが、雨模様のせいなのか、駒形線がひどく混んで進まないこと。15分遅れますと連絡を入れるとMさんも渋滞に引っかかっている様子です。
今日は1台3時間と考えて、6時間みてもらっています。実際には思ったより順調で、12時半ごろ終えることができました。
室内機2台は、幅が狭く、奥行きのあるバックヤードに設置されています。床から室内機のパネルにつっぱり棒で物干しが組まれています。通常は何の問題もないので、室内機下にはいろいろ置かれています。加えて室内機のドレンパン下化粧板は、壁にめり込んでいます(汗。室内機に干渉する石膏ボードを剥がすところから始まります。そんなわけで、エアコンクリーニングにたどり着くまで30分ぐらいかかりました。終了時間が決まっているときは、本来の作業に入るまでのロスはかなりのストレスになります。落ち着け!
1次側のフィルターが真っ白です。つっぱり棒があるから開けないんですよね。でも、このフィルターの網目は優秀なので、ホコリが熱交換器の方に吸い寄せられるのをかなり防いでいます。黒っぽくなっていましたが、熱交換器にホコリの付着は感じられませんでした。
グリルを開くとモーターをはさんで3つのシロッコファンが見えます。ダクトは壁側にあり、円形で4つです。このお店ではそのままダンパー室、室内に送風していますが、フレキシブルのダクトを接続すれば、部屋の数か所にダイレクトに風を送ることができます。
面積のある発泡スチロールでできたドレンパン。誕生日が刻印されています。
先回洗ったのが、2019年11月で約2年半前です。その時と比べたら、ほとんど汚れていない、という印象でした。
サイズが大きいので、普段4方向に使っているゴム式洗浄カバーが使えません。コロナマスカを使って、ホッパーで受けます。先回はダクト側の養生を直接ホッパーで受けたのですが、そうすると高圧水流の周りに生じる気流でまくれ上がってしまいました。ですので今回は、ダクトをふさぐ養生は独立させ、熱交換器の手前と向こう側にそれぞれ養生をたち下げました。壁にめり込んでいるため、ケースの外側からマスカが貼れません。どうしても角が甘くなります。それ以外はうまく行きました。
洗い終わった熱交換器です。厚みがあります。ですから1次側(手前側)、2次側(向こう側)のどちらからも水流を当ててやる必要があります。2次側に当てると、明らかに黒いカスが流れるのが分かり、効果が確認できます。
すっかりキレイになったフィルターをはめて試運転。終わってみれば順調でした。13時半終了予定でしたので、1時間短縮です。もし次回やるとしたら、あと30分短縮できるかも。何度も触らせてもらうのは経験になるのでありがたいです。
明日、最終の4店舗目に伺います。