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三菱電機天井埋め4方向×4

本日は安中市にて,教育施設のエアコンクリーンングをして参りました。マニュアルに基づく3年点検ということなのですが,管理体制の変更などがあり,2010年製のエアコンを,今回初めて洗うということです。

型式はMPL-RP112BA3,三菱電機2010年製です。銘板には製造年表示がありませんでしたが,基板を納めた金属ケースに値札のようなものが貼ってあり,100312って印字してありました。2台マルチが2系統,演壇に向かって前2台,後ろ2台という構成です。

4台の配置です。演台に向かって前後左右と仕分けます。写真手前に無駄な空間がありますが悪しからず(照。

室内機外観です。

風と一緒に黒い粒々が吹き出していたことが分かります。ルーバー駆動のモーターを外して,グリルやフィルターと一緒に漂白除菌洗浄します。

分解を終えた後,落ちてきたものを集めると,工事のもの以外に,小さな虫の死がいやネズミの糞が落ちてきました。

熱交換器の洗浄前後。

2次側の狭いスペースも洗います。

洗浄廃水は濃い茶色です。

ペアの2台分。ドレンポンプと水位センサーです。いつも足湯だと思うので,全身を洗ってあげます。

こうだろうという順番で外していくのですが,2台とも同じ順番でした。それだけ構造が分かりやすいということだと思います。

ファンとドレンパン。発泡スチロール自体は粒子も粗くもろい材質ですが,水がたまる部分はしっかり防水コーティングされています。汚れ落ちもいいです。

記念に?降ろしたものを並べてみます。

同時進行すると,撮影がおろそかになります。これは2台目の熱交換器。

ファンとドレンパンの洗浄後。

ルーバーモーターを外して,漂白除菌洗浄し,モーターを復元しています。弟がやってくれます。

ペアの2台の復元が終わり,試運転可能です。何か戻る可能性があるので,こんな感じで試運転に入ります。ブレーカを接続。機器がしばらく自己診断します。問題なければ,異常なしの表示です。

後ろの2台になると,さらに写真がおろそかになってきました。これは3台目の熱交換器。

後ろ2台の方がよく使うそうで,汚れも進んでいました。

ファンとドレンパン。洗浄前後。

2台を同時に進行中。

4台目の熱交換器。洗浄中と洗浄後。

ファンとドレンパンは,洗浄後のみ。

復元後電源投入。

ですが,「現在発生中の」なんです。後ろのペアは,2分ほど動いた後,エラー表示して止まりました。室内温度を16度と表示しているのが心配だったのですが案の定問題あり。基板内のプラグを点検すると,4台目に1本挿し忘れがありました。えんじ色の小さなプラグです。これを差すと異常はなくなりました。

点検ですので,配管の様子も見ます。4台とも断熱がしっかりしていましたし,オイル汚れなどもありませんでした。

僕はハウスクリーニングの時は腰袋を付けていません。ですがエアコンクリーニングはかなりのものをぶら下げています。お手入れが悪く錆び錆のものもあって恥ずかしいのですが,現在はこんな感じです。

お昼休憩もそこそこにやって,9時から17時。約12,000歩歩きました。条件が整っていたので,4台洗うことができました。明日に続きます。

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