ちょうどひと月前、いつもお世話になっている管理会社のN様から、エアコンクリーニングの見積り依頼がありました。貸事務所に設置されている天井埋めエアコンと、貸し住宅リビングに設置されている壁掛けです。
天井埋めエアコンの写真も送って下さいました。エアコンを下から見上げたのがこの1枚。この他に天井全体が写っている写真から、2台取り付けられているのが分かります。
先方の連絡先もわかったので、下見に伺います。天井埋めエアコンは、化粧板パネルの中にオプションが仕込まれていることがあります。電気的集塵カセットがついていたら大変ですし、グリル昇降装置、フィルターお掃除装置が付いていることもあります。また、天井高によって設置高さが違うので、脚立のサイズも調べておけると安心です。
下見に行ってグリルを開けて一安心。オプションなしです。天井高は3000㎜、普段使っている4段だと不足で5段を使いましょう。
見積もりをお送りしたところ、稟議にかけるのでしばらく時間を下さい、と連絡があり、しばらくして6/13にお願いしたい、と注文がありました。
今日は大変いい天気で、暑い!です。ご挨拶で事務所に入ると、かなり冷房が効いた状態です。午前中冷房が使えないだろうからと、予冷していたんだそうです。22度設定で強風運転していたようです。
室外機が別ならどちらか1台を運転させることができるのですが、室外機1台、室内機ペアの構成でしたので、心苦しいのですが、2台停止で作業します。すぐに蒸し暑くなってきました。正面入り口と勝手口を開けて風通しを良くて、社員さんたちは冷感スプレーを使っていらっしゃいます。室内機と天井の隙間からは熱気も漏れてきます。恐縮です。
室内機ペアの場合、主と従があり、電源からわかります。Fケーブルが2組来ているのが主ですね。端子台自体を外して、基板側のプラグを外して作業しました。
基盤内記録の写真と、分解順に並んだビスたち。ファンモーターを固定するナットなんですが、外れどめ接着剤が隙間を埋めるのか、ボックスタイプの六角レンチから出てこない。これって地味に面倒でした。最後の1個はレンチにはまったまま待機です。
熱交換器は銀色に光っていてきれいでしたが、前処理で戻り臭があったので、カビが発生して、それが運転時のニオイとして感じられたのだと思います。
2台の中間に高圧洗浄機を置き、2台とも洗浄カバーをかぶせ、洗剤打ち込み2台からすすぎ2台と同時進行。かなり時間短縮です。出入口側のほうが、いくらか汚れが進んでしました。
化粧板も上下羽のモーターを外して丸洗い。モーターは4個付いていたそうです。
なんと12時前に洗浄完了、試運転にこぎつけました。お昼休憩に入るタイミングで、この時間に終わって良かったです。ということでご担当のW様、紹介して下さったN様、このたびはエアコンクリーニングのご依頼をありがとうございました。