昨年11月の初め頃,剣崎町にお住いのS様からご注文のメールをいただきました。「今回もリビングのワックスかけをお願い致します。もし、お時間が残る様でしたら、お風呂場もお願い致します」。
子どもが幼いころは散歩コース内でしたし,下のお子さんと年が近いこともあって,最初のご注文はお知り合いになってからでした。床以外にもエアコンやレンジフードのクリーニングをさせてもらったことがあります。
調べてみたらちょうど5年前の1月に伺っています。とても広いリビングでキッチン併設です。1日かけて剥離洗浄とワックスがけをしました。今回浴室は初めてなので半日欲しい,と考えるとリビングはほぼ半日で仕上げるぐらいのつもりで進める必要があります。
今日は多少風があるものの晴れたので,天候に恵まれました。もっとも昨年末から,いつもだと寒くて大変な時期のお掃除を比較的楽に乗り越えている気がします。Sさんはリビングをすっかり空けて,別の部屋に対比して下さいました。家具の移動先は同じ2階の上のお子さんの部屋。家を空けられるようにお弁当を持たせて出したとおっしゃいます。ご協力ありがとうございます。
床は,剥離洗浄が必要な状態でした。剥離剤も持参したのですが,今回は剥離剤を使わない剥離洗浄を試しました。5年も前から気になっていたBeクリーン加藤さんのやっている方法で,会った時にヒントをもらって,今回やっと体験したという感じです。この記事の写真が見たくて,たった今,数年分ブログをさかのぼりました。それにしても素晴らしい施工写真の数々です。加藤さんは常に進歩を続けているので,今はさらに良い方法になっていると思います。
まず,別の部屋に移動が難しかったものは,除けて床を洗います。
さて剥離剤を使わない剥離洗浄です。キッチンの流し台下。作業前からワックス2回塗布乾燥後までの4枚。
広ーいリビングをキッチンの側から見ています。一番向こうの家具を戻した後,さあこれからやるぞっていう感じです。
分かりにくいですが,こんなふうに色が変わります。向こう側が剥離後です。今回この洗浄方法で驚いたのは,剥離洗浄の感触なのに,ワックスが1枚残っていたこと。表面のコンディションが関わっているのでツルツルに戻るわけではありません。ですので,ここで磨く工程が入ると,ワックスの仕上がりがさらに良くなると思います。ポリッシャーはバフ機を持ち込むのは大変です,時間が掛かります。あまりかさばらない道具でやれる方法がないかな~。
余った洗剤で玄関タイルを洗いました。ちょっとしたことですが,さっぱりすると思っています。
お昼休みの間にワックスが乾き,午後一番に移動してあった家具を戻して完了。浴室のクリーニングんに取り掛かります。鏡とシャワー混合栓。
エプロン部分は水あかも絡んだ厚い石鹸カスがありましたが,除去されると床が写りますよね。
浴槽全体。風合いが戻ったと思います。
NaiSの浴室でした。丈夫な感じの浴室ドア。ドアが閉まると防水壁が立ち上がる作りです。これは水あか地域では厳しいです。水あかは取れたのですが,ポップアップ機能は戻りませんでした。
今日もクリーンマーカー大活躍。当店の営業範囲でも,たいへん使いやすい洗剤です。
さて,帰り際には,Sさんが次のお掃除の予約を下さいました。エアコン2台とレンジフード。手帳に日程を書き込みます。お土産を付けてもらって撤収。S様,毎度ありがとうございます。