9日に,藤岡市中栗須のY様からのメールで,お風呂とトイレのクリーニングの見積り依頼がありました。やはり去年の同じ時期に,窓ガラスのお掃除をメインに呼んでくださったので,2度目のご用命です。
先回も当初のご希望は窓ガラス,浴室,トイレだったのですが,窓ガラスでほとんどの時間を使い,最後の30分程トイレや洗面台に手を入れた次第です。
藤岡も水あかが硬い地域で,新築後まもなく水回りのあちこちに白い堆積ができ始めます。硬い水あかができてしまった場合,酸でしっかり緩めて落とさないと素材に傷が入ります。頑張りすぎて素材に傷が入ると,次回は落とせなくなります。私どもも,スキルを伸ばしたいと思っていますが,落とせないこともあると考えてください。
今回のお風呂,まずはスライドドア周り。レールや通気口には水あかがたまります。防水用のシリコンも硬い水あかがはりついていました。だいぶさっぱりしたと思います。
パッと見たときの印象を変える,浴室鏡とシャワー水栓。水栓部分もかなり頑固だったようで時間がかかっていました。
トレイのほうは,先回外側だけのお手入れでしたので,化粧板を外して内部の汚れを落とします。TOTOのAplicotは狭いスペースに機能満載なので,分解メンテナンスは大変です。それでも,今まで見た型とは違って,便座と本体を分割できるようにプラグが配置されたので良かったです。
内部の洗浄ノズル部分。上から見たところと,裏側。
陶器部分には2か所水流の出口があります。昔のように全体に小さな水の出口を作るのではなく,横からの強い水流で回し洗いです。ヘリの返しも少なくなり全部が見えるようになっています。開発の人たちは1日中トイレの水流を観察しているって聞いた気がします。
ということでトイレ掃除完了。普段見えているのはこの部分です。まだ残っているものがあります。リン酸や塩酸が効きにくいシリカ系の水あかだろうと思います。
Yさんは遠くから見ただけで,大喜びしてくださいました。またお金をためて,ガラス掃除もといってくださいます。お土産を頂戴して撤収。Y様,2度目のご用命をありがとうございます。