先週末,いつもお世話になっている棟梁のT様から連絡がありました。来週あたりに新築20坪の清掃に入れる日があるか?玉村町だそうです。20坪なら1日で収まるでしょう。28日が1日空いています,と日取りが決まりました。近日中の空日程が埋まり大変ありがたいです。でも親方,新築のお掃除はもう少し早めに予定をお知らせください。
久しぶりだったので忘れていたのですが,建築現場の職人さんは8時到着が常識なんですね。私どもは在宅がほとんどなので9時到着を目指します。現場に向かう途中で,親方から,いつごろ着くか?と電話が入りました。もうすぐ着くというところで,車をとめて電話している親方に会い,指を出して「(代金は)このくらいで収めてほしい」と言われます。十分です。今日は半日では厳しいけれど,1日はかからないと見込んでいます。
建物は平屋建て,ノーワックスフィルム系のフロア材,養生は剥がしてあり,道具類の残留もなく,建物内外の簡易清掃が済んでいます。ありがたいです。想定外だったのは招き屋根で,採光窓が付いていたこと。あの高さには対応できないなあ…。水道は開通済みですが,電気はまだ。隣に既存のお屋敷があって,屋外コンセントがあります。ドラムも持ってこなかった。ダメダメです。
気を取り直して始めます。弟がハンディモップと刷毛を併用しながら掃除機がけを始めます。
僕は水周りの設備関係を拭くことにしました。最初に触ったのがレンジフード。富士工業製のスタンダードタイプです。幕板に養生のビニルが貼ってあるので剥がし始めると,フード側に回り込んだ部分が剥がせません。カッターを入れるという手もありますが,幕板を外すことにしました。外してよかったです。
建築時のホコリや木くずがきれいに拭き取れたこと,もう一つはプラグを挿せたこと。今になって写真を見ると,このレンジフードは右側面をシンク側にして取り付ける予定だったものを変更した可能性があります。それで幕板部分に下地を作る必要ができて,途中でプラグを外したのでしょう。キッチンパネルの造作に感じる違和感もそれで説明できます。
さて,そんな作業をしているとサッシやさんが来て,網戸を入れます,と作業を始められました。ひょっとしてと思ってサッシやさんの車を見ると,大きめの脚立が見えます。すみません,脚立をお借りできますか?
快く貸して下さいました。2.1メートルで,しかも伸縮脚タイプです。もっとも2.1を開くだけでぴったりでした。ありがとうございます。
窓ガラスまで手が入ると,最後に床を洗います。掃除機を使おうと思って,大ボケ。そうでした。隣からの延長コードにつながないといけないんです。
お掃除が終わって親方を待つ間に,写真を2枚。キッチンワークトップとシンクは人工大理石のマット仕上げ。ですがシンクの底面から立ち上がりのわずかなアールは光っています。濡れているのかと思ったら違います。この手の人工大理石で光沢を出すのは難しいと思うのですが,方法があるんですね。
アングルを変えて1枚。床はもっときれいになった印象でしたが,写真では感じられません。
電話を入れておいたので,ちょうど終わったころに親方が来てくださいました。セブンイレブンのコーヒーもごちそうになり,現金でお支払いも。支払いには親方のこだわりがあり,即日です。T様,毎度ありがとうございます。