前橋の東善町S様邸は,年末に2日いただくお宅です。記録を調べると2006年からなんですね。大変お世話になっております。今年は飛び日程で1日目。
いつもの通り,ご挨拶の後は網戸を外して洗い作業,ガラス面は外から洗い始めます。縦滑りだし窓がロフトと天窓に使われていて4枠。これはさすがに内側からお手入れします。昨年から東西のロフトが行き来できるようになったので効率が上がりました。
ベランダに面する掃き出し2枠の網戸は,下に降ろさず,ベランダを洗う時に,一緒に洗うことにしました。ホースを引くので,レールも流せます。
毎年やっていると,ちょっとした工夫で効率が良くなったり,仕上がりが良くなったりします。
今まで,レールにはハンディクラウンのガーデニング刷毛を使っていました。この画像の25と75のサイズを愛用しています。壱徹さんから教わった道具で手放せません。25の新しいころの毛先の角度と腰は,気持ちよく隅に入ります。ガーデニング刷毛の難点は毛の固定方法。接着剤を使い,金属板で巻いていること。柄は樹脂製ですが,比重が高めです。
少し前にコヅカ美掃さんがやはりハンディクラウンのINNOVA ECOを押していたので使ってみました。塗装用ですが,ハードの腰が使いやすいです。柄が軽く,握りやすく,金属を使っていないので周りを傷つける心配がありません。
いいです。(写真を撮るために仮に持っているだけで,普通は右手で,もう少し起こして毛先を使います)。
使いやすい道具も,気分を明るくしますし,効率が上がります。
さて,窓のお掃除の写真は無く,シャワートイレの画像です。やはりINAXいいね!という報告です。トイレ・浴室は昨年リフォームされたそうです。
以前にタンクレスの便座が引き上げられたときは感激しましたが,高級機になるとリモコンのボタンひとつで電動で持ちあがるんですね。
それ以外にも,ノズル掃除ボタンを押すと,2種のノズルと送風口がかわるがわる顔を出して固定するのもグッドです。
ノズルが汚れないように開閉する小さなふたを付けるのが最近の流れですが,TOTOが電動で内部と細いアームでリンクしているのに対し,INAXは単純なばね式で,ノズル自体が押して開ける構造です。これはINAXの方式を推薦します。
化粧板は4本のビスを使っていますが,斜め下から固定するようになっていて,外観上は見えないです。これはスマートです。その分化粧板に内側に向かった突起があるので,復元時はちょっとひっかかりますが。化粧板内側につながる配線のコネクタはやはり3本。内部左後方にまとめてあり,これも良い設計だと思います。
温水ノズルで洗う便座はTOTOの開発した素晴らしい商品です。ただし,汚れが奥に入り,掃除屋はキレイにしようとして分解掃除をしているのが現実です。だから,便座を簡単に分解して中のお手入れができるようにしてほしいです。
INAXはそういう方面に力を入れている気がします。さてこのINAX製,便座が持ち上がるので,ほとんどキレイになるのですが,化粧板のふたの裏側,ここは外さないとお手入れできないのです。そんな主張をまとめた4枚です。
Sさんのお宅でも,1階のトイレと洗面台まで進めました。2日目はキッチン,浴室,2階のトイレと洗面台。時間をかけてお手入れできそうです。
残念,今日も雨が降ってきました。雨脚が強くならないといいのですが。