ブラインドのお掃除

昨年11月末に上並榎町のT様から見積もりの依頼がきました。「1階~3階まで31個 半円のブラインド3か所です」とあります。現地を見てほしいとも書かれていましたし,こちらとしても下見と試し落としが必要です。

ちょうどその日,行く予定だった小学校行事がキャンセルになったので,すぐ行ってみました。Tさんが総務部長で,この件を扱っていらっしゃることが分かりました。30以上あるブラインドを見て回ります。ニチベイの金属製のブラインドです。一番多いのは横と縦が1900×1900ミリのサイズで,それとは別にオーダーメイドされているものもありました。長いものは2200ミリ。縦型は横と縦が3400×1800が3か所。

会社の建物が立って20年以上,いくつか拭いた跡も見受けられましたが,本格的に洗ったことはないそうです。また今は屋内禁煙だそうですが,以前は許されていたそうです。

営業時間中に作業させてもらうということで,お見積りを提出しご注文をもらいました。当店の作業は2日かかるとお知らせしました。ただ,すでに年末は予約が埋まっていたので,今日までお待たせした次第です。

昨日と今日で横型ブラインドは洗えたのですが,縦型は1/6しか進めませんでした。縦型は吊ったまま室内で洗うので,外して屋外でジャバジャバ洗う方法のようには進めません。予定通り終了せず,申し訳ないです。また金曜日に参ります。

さて,昨日の午前に組み立てたブラインド洗いのフレームです(笑。使いながら細部を改良しています。縦をもう1本増やすとさらに良いです。プラダンはさらに高さも必要です。ただ,低温と風には難儀しました。

洗剤は温水希釈ピア+過酸化水素水。エアコン用の高圧洗浄機とノズルで洗剤を吹き付けました。

ブラインド洗いのフレーム

まず表側(普段窓側を向いている面)を洗います。次にいったん巻き上げて戻すと裏側になります。くっついている羽根をはがして,全部が洗えるようにします。裏側は洗剤を吹き付けた状態でほぼ綺麗になりますが,ブラシを入れます。なかなかいい写真をとれず,これはどちらも表側ですね。

その1です。

表側を洗う洗浄後

その2です。

裏側(室内側)を洗うブラシを入れて仕上げる

これが裏側(室内側)。吊糸のまわりは念入りにブラッシングすると,きれいに戻ります。

釣り糸のまわりお手入れ後

昨日はブラインドの復元に慣れませんでしたが,今日は熟練しました。ある程度下げてしかも羽根を平行にすると金具が通る隙間ができます。その状態で上部フレームを取り付け金具にがっしり押し込めばよいんですね。

社員の方が何人か,きれいになったと,とても喜んで声をかけてくださいました。温かい雰囲気でありがたいです。営業時間中の作業で,時には椅子から立ってもらったり,まぶしい窓に日よけを貼ってもらったりしました。皆様ご協力ありがとうございました。

ブラインド復元

縦ブラインドは柔らかい化繊でできています。仕上がりと能率を両立させて完成させたいです。またお願いします。

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