縦型ブラインドを洗う
上並榎町の会社事務所です。16,17日の横型ブラインド洗いに続いて,今日は縦型を洗いました。お見積りの段階では,2日ですべて終わるつもりでいたのですが,見込みが甘かったです。
17日は最後に縦型を洗い始めたのですが,なにかすっきりしないものがあり,方法を改善しました。今日は朝いちばんですので,誰もいらっしゃらない3階の会議室から始めます。
主な改善点は,触らないということです。1階でやり始めたときは洗剤を刷毛で塗って,マイクロファイバークロスで拭き取るという方法でした。縦の長さがありますから,塗るのも拭き取るものかなり手がかかりますし,ムラが出やすいです。
そこで,ブラインドの向こう側を完全に養生してしまい,畜圧で洗剤を吹き付け,さらにお湯を吹き付けて洗い流すという作業に変更しました。排水は床にトロ箱や角型バケツを置き,マスカで導きます。
同時に洗剤の調合も変えました。過酸化水素水+シルバーコンクPを10:1ぐらいにして温水で希釈します。さらに途中から銀印植物クリーナーも添加しました。
シルバーコンクPはアルカリ性のエアコン洗浄剤で,もとをただせば業務用食洗器の洗剤です。僕はピアでは弱いと感じるときに愛用しています。
希釈に温水を使うことによって,洗浄力,漂白力を最大限引き出し,さらに温水で洗い流すことによって漂白の補助,すすぎの効果を期待しています。実際の作業では,洗剤を噴霧していると,先に洗剤が当たった筋が浮き出て,その後(触らなくても)全体に白くなるという経過をたどったので,期待通りだったと思います。
この洗い方は比較的単純で簡単ですが,いかにまんべんなく噴霧できるかがカギになると思います。畜圧ポンプを2種類,洗剤にはハンディタイプ,すすぎには肩掛けを使ったのですが,やはり肩掛けの方が強力ですし早いです。電動の噴霧器ならさらに良いでしょうね。
分かりにくいですが,洗浄中の様子。漂白が効くので,茶色い水滴もどんどん色が薄くなっていく気がします。
カーテンボックス内も見違えるほどきれいになりました。また,拭くのと違って「洗った」という意識は,施工した側としてもスッキリ感があります。
結局今日も1日がかりでした。大変お待たせいたしました。Tさんに請求書をお届けすると,用意しておいたので,と現金で支払ってくださいました。そう希望しているのですが,法人のお客様の場合は,支払方法の規定があると思っていたので,大変ありがたいです。お気遣いありがとうございます。
なんでもTさんの上の方(ということは役員さん?)が当店HPを見つけてくださったそうで,全く取引経験のない私どもに声がかかったということです。恐縮です。同室の女性社員の方にも「寒い中,お疲れさまでした」とねぎらってもらいました。
私どもにとっても大変良い経験をさせてもらいました。T様,そして当店を見つけてくださった上司の方,ご協力くださった社員の皆様,大変お世話になりました。
コメントありがとう