現状回復のうちエアコンクリーニング

オーナーのF様からエアコンクリーニングのご相談がありました。「テナントさんが約4年間お住まいのあと退去し、現在壁紙やキッチン周りの装置や混合栓などの取替などのリフォームを行っていますが、多分来週前半くらいにはおわるかと思います。同室にはエアコンが現在3台設置してあり、まずはこのクリーニングを貴社にお願いできないかと考えています。機種はすべてダイキンです。居間:ATR40PPE1-W(2013年製)、前テナントさんがどうしても自分のエアコンをつけたい、とのことで設置してあります。調べたところ自動クリーニング機能などがあるようで、クリーニング費用が高めになるかと思います。洋室1及び2:F22JTNS-W(2008年製)がそれぞれについています。これは私が取り付けたシンプルなものです」。

Fさんはエアコン工事もされるのか、何でもできる方だなぁ、と違うところに意識が向きます。ということで1日いただいて本日行って参りました。ガスは開通していないということでしたので、バケツヒーターを持ち込んでお湯を作ります。

リビング設置のATR40PPE1-W、ダイキン2013年製。うるさら機能の他にサーキュレーション気流という仕掛けがあり、このために本体が二重構造で部品点数が増えているタイプです。

ATR40PPE1-W、ダイキン2013年製

試運転中フィルターを上から見ると、目詰まりしているような感じがします。

ロール式フィルター

作業自体は面倒ですが、流れを覚えているので、比較的スムーズに洗浄に入ります。

壁に残った熱交換器

高圧洗浄後

ずっと使っているマキタの高圧洗浄機がパワーアップした気がします。同じ設定でも、水圧・水量とも高まったような印象です。

以前使っていた動力噴霧機から移植した圧力計は、表面のガラスが割れていて見栄えが悪かったのですが、使用上問題がなかったので使い続けていました。6年前に天井埋めエアコンを島田さんに手伝ってもらった時、苦笑されました。その後、島田さんから、「今後使わなそうだから」と譲ってもらったパーツの中に圧力計が入っていました。

窓ガラスの割れた圧力計

この頃圧力計の中が見えない(泡が出る)、背面の黒いゴム栓から水が噴き出すなど末期的になってきたので、島田さんのおさがりと交換することにしました。当店の使い込んだ高圧洗浄機も、なんだかリフレッシュした気がします。ちょうどヘッドライトのレンズが透明になると印象が変わるのに似ています。そして使ってみると、見栄えがいいだけでなく性能アップ。今は海外にいる島田さん、ありがとうございます。

圧力計を交換

脱線しました。サーキュレーション気流のため、部品の増えた本体ボディとファン。分解中裏側に僕が書いた右左のマークがありました。調べてみると2021年8月に洗っています。テナントのT様からの依頼で洗ったんです。F様に尋ねたら、紹介とかではなく、まったくの偶然だそうです。縁とは面白いものですね。

ボディとファン

漂白除菌洗浄後

組みあがったあと、上から見るとフィルターの色が違います。当たり前ですけど。

透明感の出たフィルタ―

順調でしたがやはり3時間かかり、お昼休憩に。午後は少し早めに取り掛かりました。玄関から見て左の部屋、右の部屋と進み、約2時間で終了です。お掃除エアコン1台と汎用機2台のクリーニングを比較した場合、汎用機は2台洗っても料金・作業時間を節約できます。

F22JTNS-W、ダイキン2008年製

高圧洗浄後

ファンとボディ

漂白除菌洗浄後

3台目。

F22JTNS-W、ダイキン2008年製

高圧洗浄後

ファンとボディ

漂白除菌洗浄後

ということで、15時前に試運転異常なし確認完了しました。F様、毎度ありがとうございます。

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