ダイキンと東芝のエアコンクリーニング

江木町のマンションにお住いのW様から12日,見積もりの依頼がありました。「ダイキン F56STEV-W 1台 東芝 RAS-221UD(W) 1台」と型式を書いて下さいました。マンションですから壁掛けオーバーホール対応でと考えてお見積り。

注意事項とともにお知らせすると,早速設置状況の写真が送られてきました。不思議なことに,ダイキンは配管が見えません。鉄筋コンクリートの梁部分に取り付けられていると思うのですが。

ご希望日を挙げてもらい,今日13時からで予約をいただきました。搬入の支度をしてから電話を入れると下まで降りてきて案内して下さいました。可愛い女の子と一緒です。

「おじさん,何するの?」好奇心旺盛で行動力もあるので,作業のお手伝いもしてもらいました。そろそろ終わるというころになると,ひざをついて床を拭いている弟に,ベッドの上からダイブ!今日は楽しんでもらえたでしょうか。

さてF56STEV-W,ダイキン2015年製。入居時に新しくしてもらったものだそうです。配管が見えないと思ったら,コンセントやACプラグの姿も見えません。まさか化粧板の中にあるのか?

F56STEV-W

これはヒントなのか?室外機電源型でした。ベランダの防水用コンセントに見える部分からFケーブルが室外機につなげられています。それなのにこのまま分解を進めて,びりっと来ました。危ない危ない。ブレーカで200Vエアコンと書かれているものを落とします。

赤白黒

興味深い配置です。左側に開口があり,右側に水平方向に開口している塩ビ管が仕込まれています。ベランダ側に排水出口は見当たりません。でも,下部ボディーは外しやすかったです。

熱交換器高圧洗浄後

ファンとボディ。運転していなくても室内機のまわりにニオイを感じるくらいでしたから,なかなかすごいことになっています。

ファンとボディ漂白除菌洗浄後

Wさんが,熱交換器の洗浄後も,パーツの洗浄後も「ピカピカになった!」と喜んでいらっしゃいます。そして2台目をやっていると,わざわざ近くに来て,「おかげさまでカビの臭いが無くなりました。ありがとうございます」。そういってもらえると,大変うれしいです。

2台目は寝室設置のRAS-221UD(W),東芝2010年製。こちらは左に長い露出配管です。

RAS-221UD(W)

女の子が,「こっちはなんで青いの?」。違うよね。親水コーティングでしたか,汚れにくいように加工してあるそうです。

熱交換器高圧洗浄後

苦手な結露水ガイド。

熱交換器のパーツ漂白除菌

黒いのでわかりにくいですが,ファンとボディ。モーター軸が錆びていて抜けなかったです。

ファンとボディ漂白除菌洗浄後

一通り終わったころ,Wさんが「冷たいお茶をどうぞ」,と招いて下さったのでいただきます。ダイキンからしずくが落ちてきている様子。配管がドレン開口をふさぐ位置にあるので,勾配が取れていないんです。また,水平の開口も弱点です。これをカバーするためにエアコンパテが盛ってあったのですが,その戻しが甘かったのでしょう。

ドレン修正

修正後にドレンテストをして漏れがないことを確認。そんなことも含めて,4時間ほどかかってしまいました。大変お待たせしました。これで快適に過ごせます。お世話になりました,と声をかけてもらって撤収。W様,このたびは当店へのご用命をありがとうございました。お嬢さんも,お手伝いありがとうね。

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