パナソニック汎用エアコン4台
11日にメールフォームからお問合せ下さったのは,菅谷町にお住いのO様。「今月の22日に、エアコン4台のクリーニングをお願いしたく、連絡いたしました。各エアコンの型式は、メーカーは全てPanasonicで、型式はCS-560CF2,CS250CF,CS220CFが2台の計4台でお願いします。時間は、そちらにお任せします」。
空日程のご案内は,タイムラグがある(空いているはずが予約が入っている)場合がありますが,22日承れます!型式も書かれていて,全部パナソニック汎用機です。5時間いただければ洗えるはずです。
写真も送って下さいました。右側が壁に近い2台がありますが,何とかなると思います。
今にも雨が落ちてきそうなお天気で,Oさんのお宅に到着後降り始めました。風がなく弱い雨なので,玄関前停めさせてもらったサンバーのハッチバックを開ければ,洗い場完成です。奥様が対応して下さいます。エアコンのまわりは広く作業酒メースが確保されています。ご協力ありがとうございます。
さて,最初のごあいさつや,エアコンの場所を教えてもらう時はこんな感じです。最近同業者の間で,マスク自撮りが流行っています。このマスクはワークマンで買った洗えるマスクなんですが,サイズ大きめで顔の大きな僕でもばっちりです。
作業に入ってお客様と離れたら,マスクを外します。ポロシャツも脱いでバンダナをして臨戦態勢です。
弟はずっとマスクをしています。偉いな~。
さていきなり脱線しました。Oさんが順番をこちらに任せて下さったので,奥から手前という流れでさせてもらうことにしました。2階子ども室,2階作業室?,2階寝室,最後に1階リビングです。
2階子ども室。CS-220CF-W,パナソニック2010年製。
地域的に,風が強いと砂ぼこりが起こると思います。化粧板の裏側がこんな感じです。漂白除菌洗浄でよみがえります。
熱交換器と壁側ボディ。
ファンとドレンパン。
オゾンで殺カビ消臭。
2階作業室。
この分はあまり汚れていませんでした。
Oさんのお宅のエアコンはすべて,ACコードと接地線を化粧板内部にガムテープ張りしてありました。コードを束ねてビニルテープで巻いてあるのが一般的ですが,設置した方のこだわりなんでしょうね。
だけど,僕は据え付け板最下部をがっつり固定してほしかったです。ここがしっかりしていないと,ボディ下部が外れないんです。壁に残ったボディーは下を浮かす必要があります。ACコードを引き出したり納めたりします。そんなわけで,ちょっと手直しさせてもらいました。
そしてオゾン。
Oさんが「お好みのものをどうぞ」と差し入れて下さいました。お気遣いありがとうございます。
寝室のエアコン。CS-250CF-W,2010年製。
ファンからの汚れがかなりひどくなっています。熱交換器と壁側ボディ。前処理で強烈な漂白作用のある洗剤を吹き付けます。以前だったら次亜塩素酸ナトリウム(塩素系漂白剤)を使っていた送風カーブ最上部の汚れも,前処理後にピアを高圧で吹き付けたとたん吹っ飛びます。
外したパーツ類。
オゾン燻蒸。ここまでやって12時10分でした。
お昼休憩をもらって,午後からリビングのCS-560CF2-W。これはお掃除機能付きのフレームを流用しているタイプです。午後はお隣から妹さんとお子さんがいらっしゃいました。お子さんは高圧洗浄機の音が怖かったらしく,お母さんに抱きつきました。ごめんね。
右向きのソケットなので,プラグの抜き差しが面倒です。お掃除機能がないので,外すプラグは少ないです。上部に2個,ファンモーターとルーバー用の2本,そして接地線。
熱交換器と壁側ボディ。後ろからエアコンクリーニングの作業を見てもらう形になりました。エアコンクリーニングで表面のフィンの高圧洗浄ってとても短い時間なのだとわかってもらえたと思います。分解と養生と前処理があり,高圧洗浄が始まってもあっちこっち洗っていて,最後に正面を洗います。あっという間にきれいになります。高圧洗浄が終わると,地道に復元します。時には2歩,3歩と後戻りします。
ファンとドレンパン。
仕上げに短時間,オゾン燻蒸開始。14時10分。
今日の作業代をいただいて撤収。ご主人が今日の作業を見たかったと思うということでしたので,このブログをもって作業報告とさせていただきます。ご査収ください。O様,このたびは当店へのご用命をありがとうございました。
コメントありがとう