タイルカーペットのクリーニング

今月初めに、担当のHさんから打診があり、カーペットのクリーニングをお願いした場合の作業時間と料金の話になりました。

普段は聴衆用の椅子が置いてあるので、いったん外に出す必要があります。カーペットクリーニングはカーペットを濡らすので、什器備品を移動しながらの作業は出来ません。Hさんが「椅子の移動はこちらでやりますよ」と言って下さったので、当店はクリーンングだけでいいことになりました。

早めに到着すると、椅子の搬出が始まっています。数人が手伝いに来てくださいました。箕郷町にあるこの教育施設は、大きめな車寄せがあり、屋根のあるスペースにすべての椅子を置くことができます。雨が降る心配はないのですが、安心です。

まず面積を出します。約160㎡です。椅子がなくなって大変広く感じます。今回はブラシアンドボンネットというカーペット専用洗剤を使いました。これは洗剤が汚れを包み込んだあと、乾燥する時に結晶化する特徴があります。乾燥が早く、乾いたらバキュームすることで汚れを回収できます。汚れ落ちを実感できますが、重洗浄には向いていません。定期管理に使う洗浄剤という位置づけです。

洗浄前

洗浄剤噴霧

表面がしっかり濡れるくらい(洗剤の量は多くても少なくてもNG)噴霧したら、カーペット用のブラシでアジテーションを加えます。1時間以上乾かしてから、掃除機をかけます。ただいま乾燥中。

カーペット乾燥中

一部黒ずんだ場所があったので、部分的にリンサーを使います。残念ながら浮ジミが出そうだったので、さらにブラシアンドボンネット+マイクロファイバーパッドで汚れを吸着回収しました。

リンサー併用

真っ黒な回収液

16時終了予定でしたが、15時には指触乾燥したので、一部養生を併用しながら椅子を搬入しました。

今回のような広い面積のカーペットクリーニングは自信がないのですが、この方法なら何とかなりそうです。大変良い経験をさせてもらいました。Hさん、ありがとうございます。

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