歯科クリニック床清掃
靴で入れる床ということもあり,S様のクリニックの床は3か月間隔で管理しています。今年は2月に洗って,次は5月の予定でしたが「外出自粛」になってしまいました。そんなわけでしばらく中断していました。先月末,また床のお掃除をお願いしたい,と連絡がありました。
さらに,これまで範囲に含まれていなかった床の一部と,各診察室の手洗いボウルを洗ってほしいということで,お安い御用です。
先回のお掃除からずいぶん時間がたったので,当然ながら床表面の光沢は落ちていました。それでも表面が削れて素材まで行っているところはありません。これなら研磨作用のある洗浄ができれば美観回復できます。
最初に入らせてもらったのは改装後1年ほどでした。それから少しづつ什器備品も増えて,もちろん清掃機械は入らない,配線・配管が繋がっていて機材を動かすのも難しい場所が増えました。普段のお掃除でほこりがたまりやすくなります。手指が入らない場所は別として,入り組んだ場所でも,手が届く範囲で汚れを除去していくと,何か大きく変わった訳ではないのに清潔感が感じられます。不思議なものですね。
スタッフや関係者しか通らない場所も,できるだけ明るく仕上げます。①洗浄前,②洗浄後,②ワックス2回塗布乾燥後です。
たぶん一番使われる診察室。
受付カウンター前。ちなみに,弟がこのアップアライトバキュームを担当します。約100㎡を2回。洗浄廃水をバキューム。リンスのために水を撒いてバキューム。最後はくたくたになっています。広い場所なら手押し型がいいのですが,持っていないし,診察室は入り組んでいますからね。小回りの利く自動洗浄機があったらいいのでしょう。
手洗いボウル,この部屋の分はあまり使われていなかったのですが,その分荒れた感じがしていました。洗剤を塗ってから撮ったので比較が難しいですが,生き返った感じがします。
トイレの手洗いボウルで,オーバーフローの奥が気になっているそうです。手順通り酸から入り,漂白剤で除菌。
トイレの鉢内が何かピンクがかっています。これ自体は簡単なのですが,よく見ると水際リングもしっかり出ています。次回に持ち越すと厄介なので,落としておきます。
手洗い下の収納にいいものを見つけました。一般のご家庭でも比較的安心して使えるトイレ用酸性洗剤です。これでは弱いなーと思うかもしれないのですが,落ちなかったらプロに頼む方が良いというサインです。
ナノテックシステムを取り入れてから,余分の作業が入っても短い時間で仕上がるようになってきました。S様,毎度ありがとうございます。
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