皮膚科クリニックにてシリコンコート
いつもお世話になっている皮膚科医院の床のお手入れです。被膜に耐久性があっても,室内に入り込む砂とスリッパ歩行で動線が削れて行きます。削れた部分と残った部分の光沢差が激しいので,1年から2年単位でリコートします。什器備品を移動してのメンテナンスなので,院内をいくつかに区切って無理なく進めるようにしています。
今回は待合室,トイレの陶器4個,タイル床の洗浄,待合玄関と,たたきに貼られたグラニットタイルのメンテナンスです。
待合室の洗浄後とリコート後。
トイレもきれいになります。尿石はほとんど感じられず,水道に含まれる物質の蓄積です。塩酸よりしゅう酸の方が効くみたいな気がします。
最後にグラニットタイルをアルカリ洗浄→乾燥→リコートです。ここのお手入れを始めたときは,完全防水のシリコーンコーティング仕様でしたので,継続しています。硬度は9H,ちょっと濡れ色に仕上がります。すごい撥水で,水分は玉になってまとまります。
患者さんが多くて,12時終わりなのに,作業に入れたのは14時になるころ。床がリセットされたので,また気持ちよくお使いいただけます。
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