油じみ，ステンレス，オゾン

毎月伺っているA様邸。今日はAさんはずっとご在宅でしたし，お子さんもいらっしゃいます。新型コロナウイルス感染症の問題発生後も，変わりありません。

いえ，一度娘さんに発熱があったということで，いつものお掃除がキャンセルになり，玄関からすぐの部屋のエアコンクリーニングだけにしたということがありました。それと，全員マスク着用ですね。

テラコッタ風タイルの油じみ除去をやっています。素焼きの質感から，かなり内部に吸い込んでいるだろうとイメージできます。ここ何年か取り組んでいます。油じみ専用のオイルステインリムーバーを使ってきました。その都度周りとほぼ同じに回復するのですが，数か月するとじわじわ浮いてきます。

ですので，原油採掘のイメージで，もうないよ！ってなるまで吸い上げてやろうと思っています。これはひと月前のビフォーアフターです。増粘させずにサラサラのまま塗ってマスカで湿布しました。湿潤時間は2時間以内でした。

タイルの油汚れ

シミ取り後

この度は，増粘させました。その場で増粘できるという粉末があるのですが，実際にはなかなか難しいです。ですから事前に濃い目の増粘水を作っておき，使いたいときに洗剤に混ぜます。とても手軽に増粘できます。

先回終了時より，わずかに油分を感じます。今回のBefore画像。

作業前

SHDディグリーザー+苛性ソーダ+カスイ+増粘水。

オリジナル油じみ除去洗剤(笑

周りに伸びないので調子に乗って乗せました。1時間後に見たら目地に沿って広がっていました。ほどほどにしないといけませんね。

増粘した洗浄剤

かなりいい線行ったと思います。また来月も採掘してやろう。

油じみ除去作業後

これまでよりずっと少ない量のクレンザーに水を加えて擦ってみました。なるほどー。まだつかめてはいないけど，ベストベットの使い方の別の面が見えてきました。ちょっと趣旨は違うけど，洗剤は「もう終わりそう，今日使う分に足りるかな？」っていうプレッシャーを感じて使うときに，これまでにない方法が見つかることがあります。

シンクの水あか落とし

洗い物かごの受け皿

意外にカビが出やすいので浴室のオゾン燻蒸をやってみます。ふき取りが終わった浴室に，酸化促進剤(笑をスプレーして濡らし，15分。サーキュレータ併用。加熱できればもっといいのかもしれません。在宅ですので，付近の窓を開けて常時換気しながらやりました。お引き渡しまで10分ほど換気の時間を撮ります。

浴室オゾン燻蒸中

来月また来るので，何かしら効果を感じられたらうれしいです。A様，毎度ありがとうございます。そして銀ちゃん，おそうじ研究室，ありがとう。