大ヒットでは!3M No.96 PRO

いつものA様邸で,ステンレスシンク磨きが効率的だったので,楽しかったです。

まずは時間のかかるメッキのコゲ落としから。ピカピカのメッキに付着した飴色のコゲ。垂れないコゲ取り洗剤を塗って時間を置きます。1枚目が洗剤を塗った状態ですが,すでに膜が壊れているのが分かります。しかし,滑らかに膜を作っている部分は力が必要でした。今回は落とした後にちょっと細工をしたのですが,次回その効果を確かめます。

メッキ部品のコゲを落とすお手入れ後

これは水切りかごの水受け。水あかを落としたあと,800番で磨きます。

水受け板を磨く

そして今日,僕の中で大ヒットだったのが,ステンレス磨きに使った3M グリーンパッド No.96 PROです。

昨年春のビルメンテナンスフェアで3M ブルーパッド No.99 PROの試供品をもらいました。こちらはメッキを傷つけないパッドです。ブルーもいい商品です。ですが,削るタイプのグリーンも気になりました。銀のモップで買えます。

今までステンレスシンクなどは,当店の場合,パワーパッド No.3008とベストベットが定番でした。水道栓付け根のあたりを擦るのにはパッドが硬めなので,使い込んで薄くなったのを使ったり,ファブリックシートに替えたりしていました。No.3008はステンレスにヘアラインを入れるほど研磨力がありますが,意外に水あかが落ちないのです。

ところがです。グリーンパッド No.96 PROは,今までの繊維とは違い,アクアパッドの感触に似た柔らかさがあります。ですので水道栓根元や,コーナー部分に追随しやすいのです。また,ちぎれた繊維が出にくい気がします。

今日もベストベット併用でしたが,かなり水で薄まった状態で擦りました。

驚きです!

今までの半分の擦り作業で,水あかが落ちます。そして,ステンレスを削らない気がします。繊維自体はステンレスを削らないけれども,繊維に含まれている研磨粒子が,ステンレスの目?にフィットするのではないかと思います。

シンク磨き後のすすぎ仕上がり

磨く前の傷取りとか,磨きのレベルが違う鏡面仕上げとかは別として,ステンレスシンクを見映え良くしたいのだとしたら,割と簡単かもしれません。ベストベットを垂らして,抵抗を感じない程度に水で薄めて,96 PROで長手方向に往復運動で擦っていけば,誰でも簡単に仕上げられるのではないでしょうか。

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