DELICIAのお手入れ
伊勢崎市のA様には,半日オーダーメイドを毎月ご利用いただいています。いつもありがとうございます。今回は,まだ道路事情が悪いのでかなり時間を遅らせて開始させていただきました。
私どもが伺うようになってからガスコンロが交換されてDELICIAになりました。鏡面に仕上げられた五徳のメッキが美しいです。直接火に当たる部分は虹色から黒に変色します。バイクのマフラーの根元のような感じと言ったらよいでしょうか。
ですがそれ以外の部分は,できればピカピカのまま使いたいですね。汁などが飛んで焦げ付いたものは意外に取れず,ナイロンで擦っただけで傷つきます。溶剤で溶かすのが理想ですが,高温にさらされているので,溶剤の力だけでは足りないことがあります。
当店は今のところ,オレンジクリーナー,ガリガリ君,1枚刃を使っていますが,今回は溶剤を塗る前に温水に漬けて暖めてみました。いい感じです。ですが,洗い終わったあとモヤモヤしています。というわけで今までの工程の前後に1工程づつ増えましたが,よりよい仕上がりになったような気がします。
午後は,弟の提案で,安中に住んでいる母の家の屋根の雪降ろしをしました。赤さび色のトタン屋根なのですが,すでに塗装が劣化している,勾配が緩い,温度が上がらないため,雪が滑って落ちません。凍ったままかなりせり出しています。
このまま放っておくとひさしが曲がってしまうかもしれません。それに凍った雪の塊が落ちるときに何かしらの損傷が出そうです。弟は1階の屋根が崩れて部屋がつぶれるんではないかと心配しています。
そんなわけで二人で雪降し。この作業は危険を伴い,屋根からの雪に埋まる,屋根から落ちるなどして死傷者が出る作業です。おっかなびっくり作業を始めたら,きっかけを待っていたのでしょう,ちょっとした衝撃で2階屋根の雪の塊が落ち,連鎖して1階屋根の雪もひさしから先が落ちました。
昔の家は意外に丈夫です。樋は傷みましたが,屋根も下の部屋も無事でした。それから1階部分の雪を塀のすぐ外側の大きな側溝に投げ込み,後は自然に任せることにしました。怪我なく終了できて良かったです。
ryo さん、たいへんお疲れ様です!
先日はお葉書をありがとうございます。
松井田、って安中なんですね? 母上、ご無事で良かったです。
僕も今日はKHの雪降ろしをしました。
反対側のフェンスにロープ付けて腰に縛って
ネットで降ろし方を予習しておいたので(豆腐のように切って落とす)
体力的に楽でした。でも本当に危険ですね。
お二人ともご無事でなによりです。
Kさん,コメントありがとうございます。そうです。屋根の雪降しは,ロープで自分の滑落を防ぐ必要があります。
僕たちもやり始めてそれに気がつきましたが,結局何もなしでやってしまったのです。これは推奨できませんね。
KH屋根の雪降し,なんか「守」の様ですね。立場や給料ではなく,ただその持ち場をを守ろうとする。とっても大事なことなのですが,それに対応した評価は期待できない場合も多々あり。でも,JG(爺語)は見て下さっているでしょう。
僕たちが青森で最初に住んだ家は小さな戸建でした。僕たちは若いので自分で屋根の雪を降ろしましたが,隣は年配の女性。大家さん(ご年配の男性)が降ろしました。腰にロープをしていましたね。
ひさしに近い方から落としていたか,あるいは上から降ろしていたか,今では思い出せません。量が多いのでスコップではなく,スノーダンプで落としていました。
温度が上がれば,春になれば自然に消える雪のために,貴重な労働力や燃料,つまり多大の費用を費やす感じ,それをまるで当たり前に費やして日常を続けていく北国の方々。もっと暖かいところに住めばいいのに,という感じもあるのですが,ここに住んでいるからこそ,という美しさ,人となりがあるので,魅力があります。
その詩の題名を忘れてしまい,引用できないのですが,弘前城に近い資料館で津軽弁の「雪が降る」というような題の詩の朗読を聞きました。たぶん,どんな人も涙すると思います。いつか,聞いて下さいね。
>とっても大事なことなのですが,それに対応した評価は期待できない場合も多々あり。
あ、まーったく期待できませんね!爆! きょーもほんとに!怒!
いやいやいや・・・
人の振り見て我が振り直そ。
そ、JGです。JG!
そうだ,息子さんたちも見ていますよ!