窓と床
築10年,44坪のお宅のお掃除が終わりました。限られた時間でいかに見映え良くするかがテーマでしたので,もう少し手を入れれば…という部分もありますが,これも一つの方向です。
3日目になって弟が発見した手洗いボウル。玄関のスペースにありました。洗剤を塗っておいて後で磨きました。
意外に網戸が汚れていたので外して洗います。向こうに見える3つの窓枠は固定で,内側は吹き抜けの高所です。吹き抜けには書斎の窓もあり,これもはしご作業が必要です。
昨日までとは違って,風が吹いている~。はしご作業はなかなかリスキーでした。ここでは左方向への風なので,勝手口の庇が支えになってくれました。
幼いお子さん,女の子だったと思います。ガラスに「チュー」の跡があります。洗って透き通ると,家の品格が上がります。
ガラスがもう一息というところで,お昼休憩。
最後は床です。昨日Nさんに相談しました。「このままワックスを塗るよりは,剥離洗浄してしまうのはどうでしょうか?この床はワックスが塗ってなくてもきれいだと思います」。抱き込みや塗りむらが見えている床にワックスを塗り重ねるのは気が引けるのです。Nさんは「お任せします」と言って下さいました。
キッチンカウンターのあたりを試し落とししました。ワックスがなくなった床はざらっとした感触で渋い光沢感があり,このままで十分です。ですが,床ボンドの跡があちこちにあり,それを消そうとして削った跡もあり,痛ましい感じがします。
ワックスを塗るよりは剥離洗浄した方が良い(予算の関係でワックス塗りまではいけない)というのは,掃除やさんの自己満足かもしれないと考え直しました。一般的にはワックスが塗られて,ピカピカな感じが好印象を与えるでしょう。そんなわけで,試し落としした部分もワックスを塗って仕上げました。剥離洗浄後,ワックス乾燥後の2枚。
フローリングにどうかと思ったのですが,ハイブリットクリーナー100倍,SPPファインで磨き洗い,バキューム,水でリンス,バキュームという工程にしました。エアコンで暖房しながら乾燥させ,超つや密着を塗ります。
一応想定してメラミンパッドを持参したのですが,弟が残った洗剤を使って玄関タイルを洗ってくれました。もともとがきれいなので違いが分かりにくいのですが,印象は変わります。
ワックスを塗り終わって16時。ものすごく詰め込んだ2日だったと思います。魅力的な物件だと思うので,早くオーナーが見つかることを願っています。N様,このたびは大変お世話になりました。
コメントありがとう