窓ガラスと床のワックスがけ,レンジフードや浴室
先日とは別の,新町M様邸。毎年お世話になっております。このお宅のメンテナンスに呼ばれるようになったのも築1年目からなので,お手入れすると新品の様にキレイになります。
すみません。窓ガラスのお手入れで,ちょっとぼやきます。リビング吹き抜け西側に縦長の2枚の固定窓があります。外側はまだ何とかなります。ですが,内側を拭くころは,かなり強い日差しにさらされます。加えて内側は壁の厚みでガラス面までに奥行きがあります。スクイジーは当店で一番ミニサイズのものでも入りません。
拭いたらいいのでは?試してみるのですが,水分の蒸発が早くて,乾いたタオルで拭いた跡が目立ちます。というわけで,お手入れを考えると「?」が付く設計です。
下は床のお手入れ第一段階。ソファの脚の跡が付いています。シンナーでもなかなか強敵。今回ハイブリットクリーナーで表面1枚とともに除去しました。
床のお手入れは今回が初めてです。Mさんが1年に一度のペースでワックスを塗ってこられたんだそうです。僕としてはそれほど気にならないのですが,Mさんとしては塗りむらが気になるのだそうです。今回は1階の広ーいリビングダイニングを中心に,廊下や玄関部分の洗浄・ワックスのご注文です。
こちらが気になるのは,例えば壁際などに見られる抱き込み。目に見えるほどの部分は少ないのですが,指で触ると分かります。動かさずに塗っていたテレビラックの部分などは着色も感じられました。幸い和室の広さが十分だったので,すべてそこに運び込んでフラットな状態で作業できました。
ハイブリットクリーナーを50倍で使い,目に添って擦りを入れてバキューム,水ですすいでリンス。スクレーパーも併用してワックス塗りの下地を作ります。ここでポリッシャーを使うと床にダメージが出そうなのでハンドパッドで洗いました。そんな廊下のビフォーアフター。概観といくらかアップ。
床のワックス塗りに入る前に,浴室から外せるものは外して外に出し,弟に任せます。僕の方は浴室の洗浄関係を用意して,浴室に逃げる方向でワックス塗り。乾燥の時間を使って浴室のお手入れです。ワックスは自然乾燥で出来るだけ平滑に乾くようにと考えました。
浴室ドアやエプロンは大型ですが,外して洗います。窓部分は透明感を取り戻し,エプロンはものが写るようになります。エプロンの内側も意外と硬い水あかや汚れを落としてさっぱり。
浴槽ヘリもかなりうろこ状の水あかでしたが,プラケレンとトレピカでほぼ落ちました。水栓金具,そしていくらかマットな仕上がりの壁面の水あかも落とします。
試したかった鏡や窓ガラスのうろこ取りの研磨剤。使ったパッドは鏡面にも傷をつけないファブリックシート。手作業です。かなりスピーディーに進めます。親水に仕上がります。新町の水あかはやわらかい可能性があるので,まだまだテストは続きますが,感触は上々です。何と言ったらいいでしょうか,指先に研磨材がうろこに引っ掛かる感触を感じられます。
メインは窓ガラスと床でしたが,なぜか浴室の方に枚数を割いてしまいました。お手入れの前後がはっきりしていて,仕上がりが良い場合は特に,ボツにしがたくなってアップする枚数が増えます。
お掃除が上手で,働きながら上手に家事を切り盛りしておられるMさんですが,さすがにこの広さのお宅を管理するのは無理があると思います。気持ちがあっても手が入れられない部分は私どもにお任せ下さい。今年もありがとうございました。
そういえば,ちょっとお願いをしました。毎日ルンバがお掃除するのですが,ワックスがしっかり乾いて硬くなるのに1週間かかると言われています。忙しい奥様に申し訳ないのですが,この1週間ルンバを休ませてもらうようにお願いしました。無理を言ってごめんなさい。
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